2019年の薪窯焚き、無事、終了しました。
風邪ひきと共存しながら焚いていて、どうなることかと思いましたが、最後までがんばれてほっとしました。
案の定、安心したら、気が緩んで、どっと風邪の症状が出て咳もぶり返し、まあ、でもいいや、とのんびり、本を読んだり、録画していたビデオを見たり。
窯を止めた時点から、あれやこれや、後悔やら不安が湧き出てくるのはいつものこと。
人様の作品を預かり、高い焼成費をいただき(ほとんどが窯代や薪代の実費といえど)、みんなの期待を背負って薪窯焼成をプロデュースするので、仕方のないこと。
ただ、窯を止めてしまえば、もう、何もできることはなく、考えてもどうしようもないのに、考えて悩んで、ということを繰り返してきたので、さすがに、この頃は気持ちをそらすのも上手くなってきました。
ゆっくり休んで、映像や本の世界に浸って、窯から極力気持ちを切り離して。
いい時間を過ごしたあと、窯出しの前に、自分用の薪窯の報告書のようなものを作りました。
記録は大事ですね、書いていくうちに、頭の中が整理されていきます。次回の窯焚きの参考になりますし。
陶芸の窯焼きでは、データの蓄積はとても大切だと思っています。
最終日の燃える薪。
炎って…
どういえば伝わるかな
綺麗? やばい!
何か、ヒトのDNAに組み込まれてしまっていて、目が離せなくなるような…
最終日の温度。
熱電対を指した場所の一点の一瞬の温度には違いなく。
85時間、累積された温度。
窯に蓄積されたカロリーは、もっともっとあるけれど。
窯を止める前、色味穴から、ダメ元で写してみました。肉眼では窯の内部、燃える作品たちが見えるのだけれど。
スマホのカメラでは、この辺が限界かな。
でも、熱!!は伝わりませんか?
笑笑
最終の窯焚きめし!
コンビニピラフ。
それほど食べたいものもないけど、寝て食べてをしておかないと持たないので。
水分はしっかり取ります!
結果は窯出ししてみるまでわかりませんが、
今回の窯焚きは、最後まで、いい感じで焚くことができました。
窯出しを楽しみに今夜は寝ます。
どうぞ、悪夢を見ませんように(笑)
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