釉薬掛けも一段落したようです。
教室作品展に間に合うのは、来週で締め切りになりますので、よろしくお願いします。
Yさんが「これで全部、釉薬掛けが終わりました~?ほっとしました♪」
と晴れ晴れした笑顔!!
いい笑顔ですね~
私はこれからが、おおわらわ!!
ひたすら焼きまくる日々が始まっています。
昨日は、朝イチから、黄瀬戸の窯詰め。
工房はすでに作品であふれていて
隣接したウッドデッキに持ち帰った作品を並べ
それらをにらみながら、窯詰めを組み立てていきます。
3種類の釉薬、とちん、生掛けの薄掛け
間にマグネット用の小物をびっしりと…
黄瀬戸の窯詰めは、気が張るし、
ホントに時間がかかります。
窯焚きも、今朝までかかりました。
黄瀬戸だけであと2窯はありそうです。
そのあと、織部、間で志野、
それ以外のものも2窯あります。
うーん、自分のは焼けるのか…
ていうか、作る時間はあるのか、
恐ろしいことになってきました…
とりあえず、ひたすら焼こう!!
前回、焼いた黄瀬戸の作品の写真を撮ったのですが、画素数がでかすぎて、ブログに載せることができません。
編集すればいいのだけど、それがうまくいかない…
情けないですねえ(T_T)
次の窯出しは、ちゃんと写真を載せられるように
がんばります!!
春頃より、食欲の低下、体重減少、ふらつき、車椅子と一気に体調を崩した義父でしたが、なんやかんやあって、義母の葬儀が終った頃から少しずつ体調もよくなってきました。
それでも、トイレ介助が必要な義父は24時間の見守りがなければ転倒の危険も大きく、ひとりで介護するには限界がありました。ちょうど、その時に義母の親戚にあたるMさんが、『和が家』さんの施設長をなさると聞き、思いきって、義父をお願いすることになりました。
「自分の親を預けたくなるようなところにしたいんですよ」とさりげなくおっしゃるMさんは、有言実行の人。
Mさんのおばちゃんパワー(すみません!)と幅広いネットワークと懐が深くて明るいお人柄で、『和が家』は本当に心地いいところです。
『和が家』を立ち上げた代表は、若いけれど志のある真摯な方で、いつも走ってて、心から応援したくなります。
代表の同級生の建築家の方と試行錯誤を重ねて建てたこの住宅は、デイサービスも併設しています。
ふつうの施設では考えられないけど、紀州材をふんだんに使って、木のにおいがして、開放的な建物です。
山々に囲まれ、風が渡り、お日様がさんさんと降り注ぐ、気持ちのいい住まいです。


毎週土曜日、デイサービスもないので、義父のそばで3~4時間を過ごします。
昨日は、少し寒くなってきたので洋服や寝具の入れ替え、郵便物の整理や、義父のするドリルを整えたりしながら、義父とゲームをしたり、お茶を飲んだり、おしゃべりしたりして過ごします。
看護士さんやヘルパーさんとも、平日の父の様子など話したり、ほかの入居者の方ともお話したり・・・
義父は、以前のことが嘘のように、穏やかになりまして、優しい笑顔だなあと、よかったなあとしみじみ思います。
生真面目な義父は、物忘れのすすむ状態や自分を受け入れることができず、絶えず葛藤し、絶えず不安でいたのでしょう。つらかったことでしょう。
おだやかになったということは、認知症が進んでいることなのかもしれませんが、今の父を見ていると、これでよかったと思うのです。きっともうつらくないのですね。
「おとうさん、困ってること、ないですか?」
「・・・う~ん、なあんにも、ないなあ、申し訳ないぐらいやなあ」
「よかったねえ、おとうさん、しあわせってことやねえ」
「しあわせってことやなあ」
昨日も父とこんな会話を交わしました。
感謝です。心より感謝します。
父にも、夫にも、義妹にも。
和が家さんにも、Mさんにも、今まで私を支えていただいた方々にも・・・
心より感謝します。
父の介護を始めて、もうすぐ5年になろうとしています。
たった5年なのか、5年も、なのか、
それでも、私はラッキーなのだと思います。
義母の看取りも義父の介護も、報われたように思います。
今、こころおだやかでいられることは、本当に運のいいことです。
しんどくて、先の見えない介護をしておられるたくさんの方々を思うと心が痛みます。
ついこの間まで、私もこんなにおだやかでいられなかった・・・
そして、明日はわからないのです。
この先の義父、夫が後見になっている叔母、実母、みな高齢です。
先はわからない、だからこそ、今の平穏をかみしめたいと思います。

九州から実家の母が出てきて、わが家に1週間、滞在しました。
遠いのと、本人が元気なのをいいことに、日頃は、親孝行らしいこともできないでいます。
義父母の介護をしながら、実母には電話くらいしかできなくて、いつも残念に思っていました。
親孝行、したいときには親はなし・・・だっけ?
今回はまたとないことなので、仕事も休んで、母と二人の時間をしっかり楽しみました。
82歳の母が和歌山に出てくるのは最後かもしれないと思って、後悔のないように。
のんきもので楽天家の母の口癖は
『どーもない』と『みーんな忘れた』(笑い)
過去にとらわれることもなく、変なプライドに悩まされることもなく、今を楽しんでいる母は、我が親ながら、なかなかのもんやとちょっと感心しています。
まあでも、実情は、「とぼけたおばあちゃん」といった風情ですが…(^-^ゞ
最後の一日、和歌山巡りをしました。
紀三井寺、東照宮、天満宮、和歌山城…
実は、和歌山城は、お城が見えるホテルで食事をしただけですが、母は大満足。
大和ロイネットホテルの「MIZUKI」で懐石のランチをいただきました。時々、利用するのですが、お店の雰囲気、お料理、ロケーション…、ランチはお値段以上でお得です。
写真は、窓ガラス越しの和歌山城です。