先週の金曜日の和歌山教室。
今年最後の教室でした。焼き上がった作品を仕上げして、自分の作品でコーヒーとケーキのプチ忘年会🍰
教室恒例の、来年の抱負を伺いました。
今年の感想も一緒に伺いました。
陶芸は全く初めて、ということで、共通の思いは、
『こんなに手間がかかるものだとは思ってなかった』
😱😱
その言葉は、妙に新鮮でした。
長いこと、やきものを作ってきたので、自分の中では当たり前のことで、手間がかかって当然、そういうもの、という常識がどんと居座っています。
それが、陶芸体験ゼロの新人さんたちが、成型と釉薬掛けの入門篇で、「こんなに手間がかかるとは」と思ってくれている、しかも陶芸教室なので、ある程度こちらで用意しているにもかかわらず、です。
その言葉は、私の中で新鮮に響き、改めて自分のいる場所が、簡単にはたどり着けなかった場所なんだと再認識できました。
あくまで、自分の話ですが。
30年以上やってきた、継続してきた、ということで、いま、自分が立っていられるんだと思います。
ものづくりをしていると、時に自分のやりたいことを見失いそうになったり、自信が手のひらからスルスルとこぼれ落ちて不安に押しつぶされそうになったり。
けれど、素直な新人さんたちの言葉に、エネルギーチャージしてもらったような気分です。
ありがとうございました😊
他の感想は、
『1つ作るのがこんなに大変だとは思わなかった』
『奥が深いなあと思った』
『始めてみて、作る楽しさがわかった』
『作品に手間がかかっていることに感謝して使いたい』
『作れたことが嬉しい』
などなど。
そうなんです、陶芸は、成型は工程のひとつに過ぎません。土から作る人もいるし、釉薬を作ることも簡単ではないし、装飾の研究、そして何より焼成にいたっては思い通りに、なんて本当に難しい。
深き深き底なし沼のようです。
でも!
だからこそ!
言い知れぬ喜びや楽しさがあるのです!
と、思います。
来年は、5月のKIKI-clubの教室作品展に和歌山教室からも参加します。
新人さんたちの、初々しい、でも、楽しさに満ちた作品もぜひ見てあげてくださいね。
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岸和田教室KIKI-clubをやっております。
和歌山でも、教室、体験、小さなギャラリーをしています。
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