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陶芸歴30年、岸和田と和歌山で陶芸教室を主宰してます。うつわ作りの話いっぱいと、和歌山の暮らし。笑うように生きたい。


by 中出聖子

『描かずにはいられない』・・・陶芸教室@岸和田

朝晩涼しくなりました。
こんなふうに頭の中にも涼しい風が吹き渡るといいのに。
相変わらずメンタルよわよわ人間の私は、ちょっとへこむことがあると、思考が堂々巡り。
ごちゃごちゃと頭の中で絡まって、動作まで鈍くなってしまいます。

何とか抜け出したい、抜け出そう・・・
やみくもにあがいた甲斐があったのか、少しずつ、動けるようになってきました。

まあこんな情けない私の頭の中は置いといて(笑)
滞っておいたブログを更新しましょう。

今日は岸和田陶芸教室の日。
今月は釉薬掛け月間です。
信じらないことに釉薬を一日で掛けてしまうという陶芸教室を多々知っておりますが・・・
(それぞれの事情があるとは思うのですが)
釉薬掛けは、陶芸の工程の中でも、かなり重要です。
ここをおろそかにすると、今までの苦労が水の泡になりかねません。
釉薬選び、手順を熟考して、落ち着いて釉薬を掛け、丁寧に仕上げをしましょう。

特に今回の釉薬掛けは、今年からずっと取り組んできたふたものです。
本体とふた、ひずみなく焼きあがるためには、数々の留意点があります。
撥水材を塗る作業だけでも、気の張ること。
大変ですが、がんばりましょう。(というか、みなさん、大変がんばっておられます!)

今日は、Hさんが自宅で呉須と鬼板(どちらも陶芸用の下絵具の材料)で下絵付けを描かれて持ってこられました。とても時間がかかるので、ご自宅でゆっくり描いてこられたのです・・・
美術の心得のあるHさん、さすがです!

『描かずにはいられない』・・・陶芸教室@岸和田_c0337724_11172719.jpg

『描かずにはいられない』とつぶやいていたHさん。
その微妙な心理、私にも覚えはあります。
私は、それは越えたと自分では思っていても、ひょっこり顔を出してくる、
不安に似たもの、でしょうか?
もの作り、のむずかしさ、こわさですね。

それは、置いといて・・・

いやあ、すごいパワー、努力ですね。
描くことに根を詰めすぎて、肩が凝りまくり、何度もマッサージに通ったとか・・・
153.png153.png

でも、それを楽しそうに話しておられました。

作り手の熱量は、作品に宿ります。

必ず、伝わります。

まだ焼けていませんが、写真からも伝わってきます・・・よね。

お仕事の都合で長く休会されていたHさんが、しばらくぶりに再入会されて、
KIKI-clubに、新しい風が吹き始めています。
教室は、講師である私だけが作れるものではなくて、
会員の方々----- 人が作っていくものです。
ひとりひとりの、人となりが、重なり合って連なりあって、
陶芸の時間を紡ぎだします。

とても面白いなと思います。

いいよね。


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岸和田教室KIKI-clubをやっております。
和歌山でも、教室、体験、小さなギャラリーをしています。
ご興味のある方はお問い合わせください。







by kiyoi-kobo | 2019-09-17 21:51 | 陶芸