最終日に間に合った展示会。
昨年、東京に行った時に行くつもりでいて行けなかった展示が、なんの巡り合わせか、福岡で見ることが出来ました。
建築家の田根剛さんの展示会です。
場所の記憶を、独特で膨大なリサーチで、イメージし、膨らませ、研ぎ澄ませ、形作り、設計する。
独自のやり方を貫いての設計、フランスを拠点に活動する新進気鋭の建築家。
その場所の記憶の映像、リサーチの方法を垣間見ることのできる部屋が展示されていて、それをつぶさに見ていくと、建築とやきものの繋がりを感じることができます。
実際に設計したものの模型の部屋と映像の部屋(撮影不可)
エストニア国立博物館や新国立競技場(案)の古墳スタジアムは、圧巻でした。
うまい言葉が見つからないけれど、ワクワクする設計、唯一無二の存在であるように思えます。全くの素人の感じ方ではあるのですが。
生み出そう、作り出そうとするハンパない熱量、勇気に、心洗われる気がします。
そういう作品には、人を変えていく力があるのだと思います。
打ちのめされるのだけれども、パワーももらえる!
行ってよかった。
とても興味深い展示会でした。
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