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陶芸歴30年、岸和田と和歌山で陶芸教室を主宰してます。うつわ作りの話いっぱいと、和歌山の暮らし。笑うように生きたい。


by 中出聖子

超雑感ですみません

ブログに関しては、光陰矢の如し、
いやいや、ジェット機かロケットか、(他に気の利いたものを思いつかない悲しさ・・・泣)
とにかく、更新しなきゃと思いながら、
あっという間にもう師走!!!!

なんということでしょう!

ざくっと話せば、
「母屋改装プロジェクト」、DIYの部はほぼほぼ終了しました(ざっくりすぎるやろ)
家族や見てくれた方には、そこそこびっくりされるという、
まあまあの出来ではないかと(素人にしては、という注釈がつくにしても)。

自分でも、満足です。
まあこれぐらいでいいか(だって、家一軒分ですから、細かいこと言ってたら終わらないし)
って、さっさと済ませたところも、多々ありますが、
かける時間をどれくらいにするか、も大切だと思うので。

おいおいに写真もupしていきますね。

DIYを通して気づいたことは、
今更ですが、「やめなければ、できるんだな」というシンプルなこと。
途中、あまりのやることの多さに呆然としたり、
筋肉痛にへこんだりしながらも、
毎日毎日、ちょっとでもやれば、少し前ヘ進むことができて
少しだけ、違う景色になる。
それを積み重ねて、積み重ねて、完成に近づくんだなと。
まあほんとに、改まって言うほどのことでもないのですが、
自分にとっては、「やめなければできる」ということを
景色として(部屋が変わっていくので)実感できて
それがちょっとした自信につながった感覚がありました。

ただ、これで完成ってことはないっていうのもわかる。
どこかしらを、暮らしながら、使いながら、手を入れていくんだなということ。
それもまた楽しみではあるんだと。


DIYが、とても楽しかったのは、仕事ではないというのが一番大きかったと思います。
自分の好きにできて、失敗さえも、楽しかったり、愛しかったりする、
プレッシャーもさほどなくてできたし。
本当に、いいリハビリになったように思います。

ひとりで、コツコツとDIYを続けながら、
仕事のことを、作陶のことを考え続けていました。
あちらこちらに飛んでいく思考を追いながら、少しづつ、パワーを貯めていった気がします。

母屋の改装がほぼ終わったけれど、和歌山教室を始める準備が整わないうちに
秋口から、陶芸教室の行事のひとつでもある薪窯に入れる作品を作り始めなければ間に合わないという状況になって。
そのまま、声をかけていただいたイベント2つに出店することになり、その作品作りに突入。

3か月、ほぼ休まずに、作品を作り、窯を焚き、いつもの陶芸教室、イベントの準備。
最初は、ぎこちなかった体も、少しずつ、勘を取り戻す感じ。

ああやっと、ここまでもどってきたなあ、と
先日、やっとそう思えました。
ここ数年、なんだかんだとやらなきゃならないことがあって
それは自分が選んだことで、後悔はないけれど、
作りたいって気持ちを押し込めなきゃ、できないことでもあったので、
押し込めすぎて、なかなか元に戻れなくなってた気がする・・・
戻れてよかったです、ほんとに。

どこかで、あきらめてなかったんだわあ、
あきらめの悪い自分を素直にほめてあげなきゃ(笑)

思考も経験になるのかも。

自分に残された寿命と体力(笑)
どれくらいか、わからないけど、
思いはある、
作りたいもの、試したいこと、
届いているもの、届いてないこと、
「この数年で失くしたものもあるけれど、また一から積み上げればいい」
と思っていたけれど、
一からじゃなかったんだなと、
ちゃんと積み上げてきたものがあったんだなと。


がんばろう!がんばりたい!

うーん、ほかにこの気持ちあらわす、いい言葉はないのかなあ・・・
もう少し、静かな感じ(笑)














by kiyoi-kobo | 2017-12-15 11:08 | 雑感