窯出し(春の部2)
2015年 06月 16日

光沢のある土灰透明釉をかけていま。合成土灰を使っているので、釉薬に色がついていませんので、きれいに絵具の色が出ます。
イメージ通りに仕上げるには、土と装飾技法、釉薬、焼きの組み合わせが大切です。
そこを間違えると、だいなしになることもありますから・・・
もちろん、また違った味わいになることもよくあることですが。
陶芸って、それがおもしろいですよね!
悦さんは、この装飾方法は何度も取り入れているので、タイミングや絵具の濃さなども問題なくこなしていますね。
急須とお湯呑みのセット、よく頑張りました!花丸です。

シンプルなラインにしぶ~い色合い、お気に入りのカップになりそうです!!
ざっくりした泉州土、外側には鬼板をかけて、鉄筆で縦のラインを引っ掻いています。
内側と口縁を白鳳マットで。土からの鉄粉がいいアクセントです。
鬼板の鉄分が還元焼成で、不思議な色合いに。
マットな感じが好きな人には面白いやり方です。
いいセンスですね!!
では、また・・・
午後からは、素焼きの窯詰め、2窯目です。