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陶芸歴30年、岸和田と和歌山で陶芸教室を主宰してます。うつわ作りの話いっぱいと、和歌山の暮らし。笑うように生きたい。


by 中出聖子

おお笑輪反省会&お茶会①

昨日は、無事に『おお笑輪陶展』の反省会&打ち上げ、終了しました~

楽しかった~!!

西念陶器研究所の『田舎家』をお借りしました。『田舎家』は、京都の古民家を移築したもので400年以上も前のものです。
なぜ、ここに?という話はまたそのうちにするとして、こちらに移築した時に、西念先生がいろいろ工夫をされまして、正式なお茶事ができるようになっています。2階には2畳台目の小間の茶室もあり、囲炉裏や土間や沖縄の海を模した小庭など、なかなかに素敵な古民家なのです。

1階の8畳の広間の茶室で、まずは、反省会。
みなさんの真摯な意見が飛び交います。

11年前、はじめての『おお笑輪陶展』という名をつけて、教室作品展を始めたとき、私と生徒さんとの間には、温度差がありました。
「教室には発表の場が必要」と強く思っていましたので始めたことでしたが、当然面倒くさいこともいろいろやらなくちゃいけませんから、生徒さんの中にはどこか他人事のような方もありました。当時、聖工房以外に、いくつもの教室の講師をしていまして100人ぐらいの生徒さんがおりまして、今と同じように熱心でいい方も多かったので、協力はしていただけましたが、自分たちの作品展というより、先生の私に協力するという意識の方が強かったのではと思います。

それが、会場も何度か変わり、教室も介護などで聖工房だけに減らし、時を経た今、回を追うごとに素晴らしい作品展になり、たくさんの方にご来場していただけるようになり、お褒めの言葉もたくさん頂戴するようになりました。
今や、私と会員のみなさんの間に温度差などありません。
自分たちの作品展、どうやったら次はもっとよくなるか、もっと喜んでいただけるか、一生懸命考えて、自分の意見を言ってくれるみんなに、私の方がエネルギーチャージさせてもらっています。
かつて、作品展が終り、達成感をあじわうしあわせを、みんなにもあじわってほしいと願ったものでしたが、今は、しっかりみんなが私以上に感じてくれていて、次もがんばろうって言ってくれる・・・

なんていうしあわせ。相乗効果ということばがありますが、まさしくそれ!
ひとりではあじわえないしあわせ、みんなとともにあじわうしあわせ・・・ですね。

反省会で出た意見、感想などを出席できなかった方のアンケートなどとともに、またまとめてお配りしたいと思います。
アンケートは、年内中に提出、よろしくお願いしま~す。



by kiyoi-kobo | 2014-12-05 11:16 | 陶芸教室